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『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』本のまとめ2

『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』本のまとめ2

おすすめの読者
・”うつ病”について知りたい方
・身近な人うつ病の方がいる方
・うつ病の方に何か手助けしたい方

読む前に

『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』の紹介です。

前回は、手軽なうつ病診断は薬を買わせるための製薬会社の策略であることをお伝えしました。

今回は“うつ病を治りにくくしている要因”に関してお話していきます。

あくまでもここでは本を読んだ内容と解説をしているので、
情報は鵜呑みにせずに、うつ病でお悩みの方は病院やこの本を手にとって自分で判断をすることをおすすめします。

「うつ」を治りにくくしている7つの要因

前回の話で、精神科医以外の医師がうつ病診断を使用することで”うつ病”の診断が簡単になり、薬が処方されるということをお伝えしました。

これは、製薬会社が薬を売るための策略でもあるため、うつ病に真摯に向き合っている精神科医からすると「うつ病の治療=薬」という安易な考えは問題そのものでした。

このような薬一辺倒な対応方法などで「うつ」を治りにくくしている要因が7つあります。

  1. 受診が遅れる
  2. 抗うつ薬があまり効かない
  3. うつ病と他の病気を合併
  4. うつ病と紛らわしい他の病気
  5. うつ病を起こす栄養欠乏症
  6. 休養の勘違い
  7. 精神療法がおろそかにされている

1. 受診が遅れる

うつ病によくある症状が「朝に調子が悪く、夕方から夜に回復する」「眠れない」「食欲がない」など、
日常的にも起きうる症状を中心としたものです。

そのため、悲哀感が日常的に出ても自分でも疲れているだけかなと思い、
周りからもうつ病だと思われないことが原因にあります。

自分に自覚もなく、周りもうつ病であると思いにくいので早期の受診が遅れ、
症状が悪化したときに初めて「うつ病」であることがわかります。

ストレスによるうつ病は症状が進むほど治りにくくなるため、早期発見と治療が必要となってきます。

2. 抗うつ薬があまり効かない

抗うつ薬の効果が大きく見られる人は、ルールや決まりを厳守するタイプの人です。

その他の人には効果が効きにくいと言われており、熟練した精神科医のしっかりとした診断が不可欠となります。

そのため、安易に出された抗うつ薬は効果が出にくいのに服用し続けることになります。

3. うつ病と他の病気を合併

うつ病以外にもPTSDや統合失調症を合併する例があります。
症状による診断だけでは見逃されることがあるため、他の病気の影響でうつ病が治らないことがあります。

4. うつ病と紛らわしい他の病気

「うつ病の症状」はうつ病以外でも起こりえます。
パニック障害や強迫性障害などの不安障害や統合失調症でも初期にはうつ病の症状が見られます。

特に間違われやすい病気はうつ病と同じ気分障害の一種である双極性障害です。

このように医師の診断でも紛らわしいうつ病のため、
やはり風邪などでお世話になっているかかりつけ医ではなく専門の医師への診断が安心できます。

5. うつ病を起こす栄養欠乏症

うつ病に見えて実は栄養欠乏症であるというケースもあります。

特に近年では食材に昔ほど栄養素がなかったり、加工食品が多いことから日々摂取している栄養素が昔と比べると下がっているのではないでしょうか?

  • タンパク質
  • ビタミンB6
  • ナイアシン
  • 葉酸

上記の栄養素が欠乏すると、脳の機能障害が生じてうつ状態に陥ることがあります。
このような場合、薬を服用しても栄養素が欠けているため、いつまでたってもうつ病は治りません。

6. 休養の勘違い

休養と言われると家の中でじっと過ごして「安静」にしている状態と思われる方も少なくはないのでしょうか?

こういった休養は風邪を引いたときには有効ですが、うつ病の場合は逆効果になることもあります。

うつ病に対する休養とは、ストレス源(仕事、学業、家事など)から離れて、心的エネルギーを回復するものです。
そのため、家でじっと過ごして色々考えて不安を覚えるよりも、どこか旅行にでかけたり散歩をしたりして活力を上げることが重要です。

7. 精神療法がおろそかにされている

うつ病治療法で精神療法は大切な治療法ではありますが、現在は薬が処方される薬物療法が中心となっています。

「うつ病は薬で治る」とイメージされていることから、うつ病の人は抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などに頼り過ぎています。これによりうつ病の改善率・回復率を低下させています。

精神療法は次のようなものがあります。

  • 認知療法:患者自身が考えや物事の捉え方を修正していく
  • 行動療法:目標を設定して、達成感を得られるようにする
  • 認知行動療法:認知のゆがみを見つけて、行動を正していく
  • 人間関係両方:人間関係がうつ病の原因である場合、この問題の解決を考える
  • 運動精神療法:こころに効く運動で、こころを元気にしていく
  • リワークプログラム:こころのリハビリによって復職への活力を高める

終わりに

「うつ病は薬を飲めば治る」や「うつ病の一番の治療法は薬」と考える人が多いことが
よりうつ病を治りにくくしているという現実があります。

うつ病の原因を時間をかけて判断し、薬一辺倒の治療から正しい治療が求められます。

うつ病に薬が効果がないと言っているわけではありません。お医者さん(できれば精神科医)の指示に従いましょう。

次回は本のタイトルにも記載のある
うつ病の治る食事と考え方、行動についてお話します。

それではまた

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