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『ニュートン式 超図解 最強にわかる!! 死とは何か』本のまとめ

『ニュートン式 超図解 最強にわかる!! 死とは何か』本のまとめ

この本のおすすめの読者
・死を科学的に知りたい方
・老化を科学的に知りたい方
・死の定義を知りたい方

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読む前に

監修者「田沼 靖一」とは?
東京理科大学研究推進機構総合研究院教授。薬学博士。1952年、山梨県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。専門は、生化学、分子生物学。細胞の生と死の決定機構や、ゲノム創薬などに関する研究を行う。
Amazonより引用

死や老いは誰にでも平等に訪れて避けることのできないものです。
この一冊では寿命や死、老化に関することが科学的な知見を踏まえてわかりやすく解説している一冊です。

また、この本は”Newton別冊『死とは何か』”の一部の記事を抜粋し、大幅に加筆・再編集したものです。
そのため、科学が苦手な人や、これから勉強しようとする方に“ニュートン式 超図解 最強にわかる!!”シリーズは大変おすすめです!

それでは本で面白かった箇所などを感想を交えて紹介します。

死の条件とは?

医学的に人が死んでいるとうのは以下が当てはまるときを言います。

  • 心肺の停止
  • 呼吸の停止
  • 瞳孔反応の消失

この3つは死の三徴候と呼ばれています。

心肺と呼吸の停止は心臓と肺が停止していることを指し、
瞳孔反応の消失は脳幹が機能を失っていると考えられ、脳の停止を意味します。

しかし、この3つの兆候は経験則に基づく判断であるため、科学的な死の定義ではありません。

マイノリティゆき

テレビドラマで腕の脈拍を確かめて、まぶたを開けてペンライトで光を当てて死亡判定する一連の流れがこの”死の三徴候”を確かめていたんですね。

植物状態と脳死の違い

植物状態

植物状態では、脳幹と呼ばれる呼吸といった生命維持活動に不可欠な機能が、少なからず機能している状態です。
診断基準は、3ヶ月以上”目を開いていても意思の疎通が行えない”、”排泄をコントロールできない”などです。

植物状態とは?
植物状態とは,血圧,呼吸,および心機能を維持できるが,認知機能が欠如する慢性の病態である。心肺機能および自律神経機能を維持する視床および延髄の機能は正常であり,医療および看護ケアが十分になされていれば,生命維持に十分である。皮質は重度に障害されている(認知機能を失っている)が,網様体賦活系(RAS)の機能は保たれている(覚醒が可能である)。中脳または橋の反射は認める場合と認めない場合がある。患者は自己を認識しておらず,反射を介してのみ外界と関わることができる。発作活動がみられることもあるが,臨床的に明らかでないこともある。
参考サイト

脳死

脳死とは、植物状態とは異なり自発呼吸や意識がなく、脳が機能していない状態を指します。

脳が機能停止すれば体も維持できないと思われますが、
呼吸器による心肺活動の維持や、脳が停止しても心臓が独立して拍動することができることもあるため
脳が機能を失っても体は生きた状態を維持することができます。

植物状態と脳死判断は”脳幹”

一見、植物状態と脳死は区別がつかないように見えますが、
大きな違いは、脳が機能しているか、つまり脳幹の働きを見ればわかります。

そのため、以下7つの脳死の判定する方法に当てはまらない場合、植物状態と判断することができます。

脳死を判定するする7つの方法

  1. 瞳孔が動かない
  2. まぶたを反射的に閉じない
  3. 眼球を刺激しても痛みに反応しない
  4. 耳の中まで水が入っても反応しない
  5. 目が動かない
  6. 喉の奥を刺激しても嘔吐の際に生じる筋肉の反応が起きない
  7. 肺を刺激しても咳をする際の胸の動きなどが見られない
マイノリティゆき

④の耳の中に水が入るですが、実際寝ているときにやられたことがあります。”寝耳に水”とはよくいったもので本当に飛び起きました。人の反射はすごいと感じた瞬間でした。

死亡推定時刻の決め方

よくドラマで見かける”死亡推定時刻”ですが、一体どのようにして判断をしているのでしょうか。

判断の一つの基準が体温です。
おおざっぱに、死後10時間までは1時間につき1度下がり、その後は1時間につき0.5度下がります。


他には、死後硬直、心臓が止まることで現れる死斑、角膜の混濁なども判断に利用されます。

マイノリティゆき

“体が冷たくなっている”という状態は、死後2-3日経過していることが予想できるんですね。あまりそのような状況に遭遇することはありませんが…

終わりに

マイノリティゆき

『ニュートン式 超図解 最強にわかる!! 死とは何か』を読んで面白かった”死の条件”、”植物状態と脳死の違い”、”死亡推定時刻”の決め方について紹介と感想をお話しました。他にも”死”や”老化”に関する面白い話がたくさんあります。

興味のある方は手にとって見てはいかがでしょうか!

それではまた

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