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『ネットワークビジネス9の罠(落とし穴) ハマる人、ハマらないで成功する人』本のまとめ2

『ネットワークビジネス9の罠(落とし穴) ハマる人、ハマらないで成功する人』本のまとめ2

おすすめの読者
・ネットワークビジネスに誘われている方
・ネットワークビジネスをやりたい方
・ネットワークビジネスの勧誘に立ち向かいたい方

読む前に

前回は内容の解説をする前に、ネットワークビジネスとは何か?について簡単に解説しました。

今回は本のタイトルにもある9つの罠についてお話します。

ネットワークビジネスの9つの罠

以下のような甘い言葉で誘ってくるネットワークビジネスの勧誘者がいます。
その言葉の罠について9つお伝えします。

  1. 誰にでもできる
    「資格や経歴なんて関係ない、誰でもできるビジネスだよ!」
  2. 世界中の人たちが見込み客
    「知らない人の方が多いから、教えてあげれば世界中の人が見込み客だよ」
  3. セールスではない
    「モノを売る営業じゃなくて、同じ夢に向かって進む仲間を見つけるんだよ」
  4. ABCで簡単リクルート
    「紹介方法も確立しているから、まずは友達を連れて来て話を聞いてもらうだけでいいよ」
  5. とにかく商品がすごい
    「広告費を製品開発費に回しているから製品原価が高くて、ほんといい製品だよ」
  6. 業績を伸ばしている会社だから安心
    「業績を伸ばしているし、アメリカでも評価の高い企業がやっているから安心だよ」
  7. ノルマがない
    「ノルマなんかないし、頑張れば頑張るだけ成果がでるよ」
  8. 早く参加した方が有利
    「早く始めれば始めるほど、まだ知らない人に広めて参加する見込み客が多いから利益を上げるチャンスだよ」
  9. やり続ければ成功できる
    「できなかった人は諦めた人、成功すると信じれば成功できるし、上の人もそうやってやってきたよ」

罠その1「誰にでもできるよ」

資格もいらなければ過去の学歴もなく参加して稼いでいるのがネットワークビジネスの世界です。
そのため、ネットワークビジネスの成功者を例にして話がされます。

勧誘者

成功している~さんも、何もないところから始めた。だから、君にもできるよ。

勧誘者

君みたいに普通の仕事をして悩んでいた普通の人だったんだ、だから始めればできる



さらに、セミナーに参加をしたりすると「あれ?こんな人でも成功できてるの?」と思ったりして、勧誘時の「誰にでもできる」の言葉が現実のように思えてきます。

が、しかし、そこには罠があります。

それはネットワークビジネスの成功者の多くが事前にコネがあるという現実です。
他のネットワークビジネスで成功している人が、企業からの誘いでそのまま移籍するというケースがあるようです。

「誰でもできる」と言って集めている以上は、このスーパースターのような経歴を大ぴらにされることはありません。そのため、多くの人が成功者は自分と一緒の立場からスタートだと勘違いして始めてしまいます。

マイノリティゆき

「誰でもできる」と言ってる割に、勧誘している人が全然稼げていなさそうなケースって多いですよね。人と接することが多くて啓発活動も常にしているイメージなので、私みたいな自宅警備系は向いてないです。

罠その2「世界中の人たちが見込み客」

「この製品や会社知ってましたか?」に知らないと答えると
「であればチャンスです!この素晴らしい商品や会社はまだ知られておらず、これから伸びます!見込み客が非常に多いですよ!」と返されるかもしれません。

ですが、これは「見込み客」ではなく「思い込み客」であることが多いです。

ネットワークビジネスの悪質な勧誘と手法がネットやSNSで広まっています。
そのため「久しぶり、いいビジネスの話があるんだけど…」と友人や親戚に話をしようものなら
そのままLINEブロックされ、周りの友人にもその話が伝わり友人や家族付き合いがなくなるかもしれません。

これは果たして「見込み客」と言えるのでしょうか?

勧誘者

MLM(ネットワークビジネス)はアメリカのビジネススクールでも講義のあるしっかりしたビジネスで安心だよ。フランチャイズ制度が広まる日本みたいなもので、これから日本でも当たり前のビジネスになるよ!

といったことも言われることがあるかと思います。
しかし、アメリカ社会でも日本と同じように世間的には「怪しいビジネス」という見方が大半のようです。

マイノリティゆき

ビジネスや経営学の本などでよく「Amway」がアメリカ企業の成功例として取り上げられており、今なお成功している企業と言えるのは確かです。ですが、アメリカでも「怪しいビジネス」と捉えられている事実も知るべきですね。

罠その3「セールスじゃないよ」

勧誘者

ネットワークビジネスはセールスじゃないよ、製品の良さやビジネスを知らない人に教えてあげて興味があれば誘ってあげればいいよ

とか言いますが、ネットワークビジネスはセールスです。

セールスというとノルマのために勧誘活動をして、
製品を購入させたり、ビジネスを始める仲間を誘う必要があります。

ですが「断られるのが怖い」という理由で多くの人がセールスをすることに抵抗があります。
そのため、セールスじゃなく興味がある人に伝えるビジネスですよというわけです。

でもやってることは商品販売と勧誘なわけでセールス活動以外の何者でもありません。
どんな誘い文句やシステムの説明をされて「セールスじゃないよ」と勧誘を受けたとしても
「ネットワークビジネス=セールス」です。

マイノリティゆき

説明して理解をしてもらい、購入や入会をしてもらうという行為は不変ですよね。なので、セールスのように相手に説明をしたり、交渉したりする能力が不可欠です。そのため、夢追い人で成功出来るわけないですよね。

罠その4「ABCで簡単リクルート」

Bさん(勧誘者)

…っていうビジネスなんだよね。僕もAさんっていうすごい人から声をかけてもらってビジネスを始めたんだ。この写真もビジネスの仲間と一緒に豪華客船で旅行したときの写真だよ。このロレックスとかもみんなで買ったんだ。

Cさん(勧誘を受けている人)

(Aさんって人すごいんだな。)

Bさん(勧誘者)

あ、ちょっと待って、今Aさんが近くにいるからここに来てくれるって!ほんと忙しい人でなかなかないチャンスだからCさんほんとついているよ!呼んでくるね!

Aさん(すごい人?)

どうも、こんちわ。Bさんから誘い受けてるの?いいじゃんやりなよ。なんか君センスありそうだし成功すると思うよ。

Bさん(勧誘者)

Aさんが人を褒めることなんてなかなかないよ!見る目ある人だからチャンスだよ!

Cさん(勧誘を受けている人)

え?ほんとに?じゃあやってみようか!

みたいな、途中からすごい人(?)が現れてビジネスの話や一緒に勧誘する手法を「ABCシステム」と言います。

このシステムは、Bさん(勧誘者)が見込み客(思い込み客かも)であるCさんを連れて来ることで、
Bさんが多少口下手でもAさんがフォローして助けてあげるよというシステムです。

ただ、いきなり知らない人に囲まれて話をすると威圧感や怪しさを覚えるので
事前に「Aさんっていうすごい人がいるんだよ!」という前置きを置いて登場してもらいます。

全て演出です。
偶然連絡がきてその場に来るのも予定通り、
二人なのに案内される席が4人席なのも予定通りです。

わかると思いますが、これ全然簡単ではないです。
時間も労力もお金(カフェ代など)も必要となります。
さらにカフェでこの手法が蔓延したためにビジネス禁止のカフェも駅前で多く見られます。

マイノリティゆき

ビジネスの話をするときは、勧誘時から「ビジネスの話をするよー」と言ってないと違法です。もし、普通にカフェで話す予定が急にビジネスの話をされれば警察に行きましょう。

罠その5「とにかく商品がすごい」

広告費にお金をかけていないので、製品原価が高くなり製品の質が本当に良い。

と、言われるのがネットワークビジネスの製品です。
原価は企業のみぞ知ることなのでわかりませんが、製品がすごいの延長線ですごい話をする人がいます。

勧誘者

「ガンだったんだけど、このサプリを飲んで克服できた」

勧誘者

「経皮吸収って知ってる?この製品は有害な化学物質が入っていないから安心できるんだよ」

などなど、薬事法アウトな表現や科学に無知な人たちが、それっぽい理由を並べて製品を薦めることがあります。

実際問題、ガンが治療できるサプリがあればたちまち論文が出て話題になるはずですし、
化学物質だろうが自然から抽出した物質だろうが、成分は同じです。アレルギー反応などは、むしろ植物性由来の方が多かったりもします。

なかにはこのような事実を、「みんな健康になると、既得権益層や製薬会社などが困るから広まらない」といった陰謀論を理由に説明する人がいますが、その製品も株式会社が作っているので株主の利益のために作られています。

マイノリティゆき

昔、経皮吸収の話をしている人がいて、”ラウリル硫酸ナトリウム”が入っているボディーソープは肌から吸収されて体内で溜まって毒になるからやめたほうがいいよと言われたことがあります。その人が使用していた歯磨き粉には”ラウリル硫酸ナトリウム”が入っていたんですけどね…

終わりに

普通に考えればわかるのですが、その場の雰囲気やノリに飲み込まれて判断力が鈍りますよね。
まさしくそれが、勧誘者が狙っていることです。一度冷静になるためにも即断即決せずに一度誰かに相談したり、一人で調べる時間は必要です。

「今決めないとだめ!」「ナポレオン・ヒルは30秒以内に即決して成功を掴んだ」的な話をされるかもしれませんが、それは向こうが即決をしてもらわないと都合が悪いからです。

次回は残りの罠6-9についてお話します!

それではまた

アクティブなインドア
マイノリティゆき
日常の悩みや疑問を本から得たマイノリティな知識・情報で解決するブログです!本を月2冊以上読めば、誰もがマイノリティ思考を手に入れることができます。このブログを通じて本を読んでもらえる方が増えることが目標です。
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