マイノリティのすすめ

『家を買いたくなったら 令和版』本のまとめ2

『家を買いたくなったら 令和版』本のまとめ2

おすすめの読者
・家の購入を検討中の方
・不動産に勤めている方
・不動産投資を検討している方

読む前に

前回は本の第1~3章の内容の“家を買う前に知っておくべきこと”“家を購入するリスクを理解しよう”“不動産で失敗しない方法”の3点についてお話しました。

https://minority-blog.com/books/iewokaitaku01/

今回は残りの第4~7章までについて話をしていきます。

目次
第1章 「買うこと」を決めるその前に
第2章 「理想の家」のイメージを固める
第3章 「理想の家」を見つけるコツ 前回はここまで!
第4章  お金の話
第5章  種類別買い方の極意と注意点
第6章  購入後に後悔しないために覚えておきたいこと
第7章 人生100年時代における「家」の考え方 ←今回はここまでの話をします!

家を買う前に知るべき『お金』のこと

ローンの種類

家を買うときに多くの方が利用するのが、住宅ローンです。
住宅ローンは自宅として使用する際に利用できるもので、別荘やセカンドハウスでは貸付条件や金利が異なってきます。

住宅ローンを利用する方は30~35年利用することが多いかと思います。
そのため、以下にまとめたように住宅ローンの種類と特徴を理解することが大切です。

住宅ローンの種類と特徴

公的融資:国や自治体が行う融資で、財形住宅融資と自治住宅融資があります。

  • 財形住宅融資:勤め先に財形貯蓄制度(財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄、一般財形貯蓄)があるサラリーマンが対象です。
  • 自治住宅融資:都道府県や市区町村などの自治体が行っているもの。地域内での住宅取得を援助する目的で”融資あっせん”や”利子補給”などの形融資する制度。

民間融資:民間の金融機関が提供している住宅ローンです。銀行、信用金庫、生命保険会社、JAや住宅ローン専門会社などで取り扱っています。民間ローンは種類が豊富で、信用金庫やネット銀行では金利が低いなどの利点もあります。

金利タイプは固定と変動どちらがおすすめ?

住宅ローンを選ぶ際に、”固定金利”か”変動金利”のどちらかを選ぶ必要があります。

固定金利は、全期間を通して借り入れ時の金利がずっと続くものです。
変動金利は、国の金利政策に影響され変動するものです。

令和の現在、住宅ローンの金利は、これ以上は下がらないというほど下がっています。
そのため、現在は正常な金利時代には住宅を購入できなかった所得の低い人たちが住宅を購入しています。

この現状の非常な金利を踏まえた上で、今後も金利が下がり続けると考えるのであれば変動金利、上がっていると考えるのであれば固定金利がよいのかもしれません。

家の種類別 選び方と注意点

本では、『新築マンション、タワーマンション、中古マンション、新築一戸建て、土地を買って新築戸建を建てる、中古一戸建て、リノベーション物件、田舎不動産、リゾートマンション』を選ぶ際のポイントが各物件で5~6点挙げられており、解説されています。

今回は、『新築・中古マンション、新築・中古一戸建て』の4つについて、私の方で大切と思ったポイント2点を以下にまとめました。

新築マンションで注意する2つのポイント

  1. 「売約済み」「第○期完売」の表示は信用しない:人気があるように見せかけて売約済みのバラが貼ってあったり、完売表記をしていることが多くあります。
  2. 建築現場が整理整頓されているか確認する:建設中のマンションであれば、建築現場を除くようにしてください。良い施工する会社の建築現場は整理整頓されていることが多いと言われています。

中古マンションで注意する2つのポイント

  1. 大規模修繕計画をチェック:建物の品質を長年維持するためには、約10~15年毎に大規模な修繕工事をする必要があります。中古マンションを購入する上で、この計画の有無や過去に計画通りに修繕工事が進めれれていたかをチェックすることが大切です。
  2. 耐震検査とアスベスト問題:耐震検査をされているか、耐震補強されているか、アスベストが使用されている建物か検査したかといったことを調べ、契約書の”重要事項説明書”に明記する必要があります。命に関わることなので、この点しっかり行っているか確認しましょう。

新築一戸建てで注意する2つのポイント

  1. 最低限の担保”検査済証”:建築確認新生児の図面と実際に出来上がったものが同じかを証明する”検査済証”の有無を確認することが重要です。検査機関が建物の完成後に検査して発行するもので、違法建築の可能性などを判断するためにも確認しましょう。
  2. 紛らわしい”品質表示制度”:遮音性、耐久性、防火性能などをランク付けする品質保証制度が存在します。しかし、そこでの保証が最高ランクだからといって誰かが本質的に保証をしてくれるわけではないことを理解しましょう。

中古一戸建てで注意する2つのポイント

  1. 検査済証の有無:古い住宅では取っていないケースが多くあります。ですが、建築確認審査が通った物件かを確認するためには”検査済証”しかないため、有無については確認をしておくほうがよいでしょう。
  2. 第三者の専門家に調査してもらう:建物や施工業者に少しでも不安や心配があるのであれば、知り合いの一級建築士や費用を払って建築士を紹介してもらい検査を受けましょう。費用は10~30万円程度かかりますが、家は一生の買い物であるため、後に欠陥のある住宅を購入していたリスクを考えると安いと考えれます。

値引き交渉の仕方とタイミング

不動産は高い買い物のため、少しでも値引きがあると差額で数百万円にもなることがあります。
ここではマンション購入を例にして値引き交渉の6つのポイントが紹介・解説されています。

今回はその中から3つのポイントをご紹介します。

  1. 値引き交渉できないタイミング:販売して間もない段階では値引き交渉は難しいです。販売業者も熟慮を重ねた金額設定をしています。そのため「売れるだろう」と営業が思っているタイミングでの値引きは見込めません。
  2. 値引き交渉できるタイミング1:建物完成時期が迫っているのであれば、営業担当はそろそろ全住戸を完売する必要があります。「そろそろ決着をつけたい」営業に値引き交渉することで、成功率が高まります。
  3. 値引きの兆候を示す広告:新聞広告で「残り○戸」とあれば、値引きのチャンスです、新聞広告はネット広告に比べると費用対効果が薄いにも関わらず、広告費用を数百万円から1000万円近くかけて出していることがあります。つまり、売れ残っていてコストを払ってでも早急に売れてほしい物件ということです。

最後に

マイノリティゆき

『家を買いたくなったら 令和版』を読んで”住宅ローンや金利”と”住宅別の注意するポイント”、”値引き交渉の仕方とタイミング”の3点について内容と感想をお話しました。

この本のあとがきでは「この本は、必ずしも不動産を買うことをすすめてはいません」とあります。つまり、家を買いたいひとに買うことをすすめる本ではなく、様々なリスクと覚悟を確認させてくれる一冊となっています。少しでも家を購入しようと考えている方は、考えを深めるためにも手にとって見てはいかがでしょうか?

それではまた

アクティブなインドア
マイノリティゆき
日常の悩みや疑問を本から得たマイノリティな知識・情報で解決するブログです!本を月2冊以上読めば、誰もがマイノリティ思考を手に入れることができます。このブログを通じて本を読んでもらえる方が増えることが目標です。
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