マイノリティのすすめ

『家を買いたくなったら 令和版』本のまとめ1

『家を買いたくなったら 令和版』本のまとめ1

おすすめの読者
・家の購入を検討中の方
・不動産に勤めている方
・不動産投資を検討している方

読む前に(著者・本の目次)

著者「長谷川高」とは?

不動産コンサルタント。長谷川不動産経済社代表。東京都生まれ。立教大学経済学部卒業後、株式会社コスモスイニシア(旧リクルートコスモス)にてビル・マンション企画開発事業等、デベロッパー業務全般に携わる。

1996年、デジタル不動産コンサルタントLTD.設立。インターネットを利用した、個人・法人向けの不動産調査・コンサルティングをはじめる。「不動産を誰にでもわかりやすく伝える」ことをモットーに、テレビ、雑誌、講演活動など幅広く活動中。

著書に『家を買いたくなったら』『お金を生み出す家を買いたい!』(WAVE出版)がある。(Amazonより引用)

本の目次

第1章 「買うこと」を決めるその前に
第2章 「理想の家」のイメージを固める
第3章 「理想の家」を見つけるコツ ←今回はここまでの話をします!
第4章  お金の話
第5章  種類別買い方の極意と注意点
第6章  購入後に後悔しないために覚えておきたいこと
第7章 人生100年時代における「家」の考え方

家を買う前に知っておくべきこと

家は買うほうが”得”は本当か?

年齢層が上の人ほど「家は買っておくべきだ」「家を買っておいてよかった」といった声をよく聞く。
これを言うほとんどの人は、昭和40~50年代に家を買った人であり、東京郊外でも当時と比べると土地の価格が3倍近くに値上がりしていること珍しくない。

そのため、高度経済成長期に土地を買った人が土地や家の購入が正しいと思っている。
しかし、1980年代後半のバブルピーク前後で家を購入した人は価格が3分の1となっているケースが多いこともある。

日本を長期的スパンで見た場合は、都心部であっても少子高齢化が進み、人口減少が止まらない限り空き家が増え、購入時よりも価値が下がる状況になることが予想されます。

そのため、家を購入するには”得”か”損”かだけで判断せず、これからの人生やライフスタイル、考え方、パートナーの意見などを考える必要があります。

貯金数百万円で条件が大きく変わる

「あと数百万円があれば希望の場所や立地に家を買えたのに…」となるケースが少なくないようです。そのため、貯金を日々することが重要です。ざっとですが、数百万円でマンション購入の場合でどのくらい条件が変わるのか以下にまとめました。

マンションの条件を変える金額

  • +100~150万円:上のフロアを選べます
  • +200~300万円:角部屋を選べます
  • +500万円:沿線が変わります
マイノリティゆき

世界を見ても自動運転車の発展により駅チカという概念が変わり、土地や家の価格がここ数十年で大きく変わることが予想されています。また、日本には人口減少という問題もあり、購入時よりも家や土地の価値が下がることはある程度覚悟した方がいいでしょう。

そこを理解した上で、快適性やロマンを求める方は家を購入すればいいと思いますね。

家を購入するリスクを理解しよう

長期に渡り借金を背負う

家を購入する際に、ほとんどの人が30~35年の長期の住宅ローンを組みます。実際、多くの方は早期に繰り上げ返済を行い、20年程度で返したり、退職金で一括返済するケースもあります。

ですが、これも昔の話です。
今勤めている会社が30年、20年いや10年経営を続けている可能性はありますか?
このあたりを考えずに、なんとなくで家を購入し、長期住宅ローンを組む方が非常に多くみらえれます。

有名な大手企業でも倒産や倒産危機に陥ったり、事業不信で買収を持ちかけられているケースも多くありません。さらに、コロナという予測不可能な事態によって、これまで安泰だった航空業界も復活の兆しが見えないのが事実です。

そのため、家を購入する際には、なるべく借りる金額を抑えるか、予定よりも早めに返す計画を立てましょう。
また、長期ローンが払えなくなったときのリスクも十分に理解をしておく必要があります。

身の丈にあったリスクを取る

かと言って、リスクを背負わずに家の購入は不可能です。
以下のポイントを抑え、身の丈にあったリスクを背負いましょう。

身の丈にあったリスクを取るポイント

  • 固定金利ローンを組む:将来の金利上昇に耐えれるようにする(令和現在、低金利などを考慮)
  • ボーナス返済は入れない:ボーナスがこの先も続くとは限らないため、月々の返済のみで返済計画を立てましょう。
  • 失業したときに備える:1年間は無収入でも生活ができ、かつローンの支払いができる蓄えと返済額を設定しましょう。
  • 貯金は残しておく:購入の際に条件を上げるために貯金額をすべて頭金に入れる人もいますが、貯金が全くない状態でローンを払うことは生活がギリギリになりやすくかなり危険です。
  • いくらをどのくらい返せるのかで考える:ローンを組む際にどのくらい借りれるのかを考ることが多いですが、今の生活が30年後も維持できるか保証がないため「いくら返せるか、どのくらい返し続けれるか」を考えましょう。
  • 貸すことを考えましょう:最悪の場合、賃貸に出すことも考えましょう。ローン返済額と賃貸額の差がリスクに対する許容度を測る上で大切となります。
マイノリティゆき

リスクヘッジをして、計画を立てましょうということですね。家みたいな大きな金額のものほど比較できるものがないので、勢いで決定してしまいがちですね。将来のことを考えるとやっぱり私は賃貸派ですね…

不動産で失敗しない方法

不動産取引で失敗する人の特徴

不動産の購入では、物件や土地の価値だけでなく、売り手と売り手を結ぶ仲介業者(営業)が関わってきます。
営業は売るのが仕事のため、あの手やこの手を使って購入を勧めてきます。

そのため性格がよく、不動産取引の特性を知らない方が被害を被るケースが多くありません。
そこで、不動産取引で失敗する人の特徴を以下にまとめています。

自分と照らし合わせて、当てはまらないか確認してみてください。

不動産で失敗する人の6つの特徴

  1. 不動産購入と自動車購入の違いが理解できてない人:車と違い、不動産は一つとして同じものはありません。そのため、なにか欠陥があっても、車のリコールのように欠陥を認めさせることが難しく、新しいものに取り替えることもできません。
  2. 人を信用しすぎて任せすぎる人:車の営業であれば、仕事ができなくても手元に届く車の品質に影響はありませんが不動産は違います。物件の傷や欠陥が見抜けない営業だと、いうまでもなく後で大変な目にあいます。
  3. 時間をかけずにすぐ買ってしまう人:素人でも最低10件以上の物件を見て、価格の相場観や物件の優劣を掴むことが重要です。不動産は急いで買うものではないですが、即決して購入している人が多いです。
  4. 質問できない人:不動産を購入する際には、しっかりと疑問を解消するようにしましょう。わからなくても理解できるまで質問をすることで、「まあ、任せておくか」で発生する大きなトラブルを少なくできます。
  5. Webサイトや住宅情報誌だけを見ている人:最近のWebサイトや住宅情報誌には専門的な意見も掲載されているため、読むだけで専門家になった気になります。しかし、それを鵜呑みにするのは危険です。地味ですが、10件の物件を見て回り、そのうちの3件の周辺で聞き取り調査をするなどしましょう。
  6. 相手を信用しやすい人:不動産取引において、相手を良い人だと信用して取引をするのは金額や将来の側面から危険です。営業は誠実で良い人を装います。そのため、常に相手を信用しきらずに、自分でも平行して調べるなどしましょう、

失敗しないための不動産情報の集め方

失敗しないために一貫して言えるのは、自分の足で調べて自分の耳で情報を収集することです。
営業やWebサイト、住宅情報誌は物を売るのが仕事です。自分にとって都合の悪い情報は教えてくれません。

そこで、不動産情報を集めるための方法をご紹介します。

不動産情報を集める3つの方法

  1. 住宅情報誌や友の会を利用する:多くの物件を比較検討する上で、情報量は大切です。そのため物件情報量を増やすために紙媒体でも情報を収集しましょう。また、大手デベロッパーは「~友の会」といった購入希望社に向けた案内資料を定期的に郵送する会員を募っていることもあります。
  2. インターネットを利用する:最近の不動産業はインターネットでの情報提供にも力をいれています。そのため、大手企業が運営するサイトやデザイン性が高い物件を集めたサイト、リノベーション物件を集めたサイトなどからも情報を集めてみましょう。
  3. エリア内の不動産屋を回る:新築マンションを購入する以外は、上記①と②を省いてもこれを省略することはできません。希望するエリアの不動産屋を最低でも3~4軒は回ってください。足を使った不動産屋周りは、アナログですが優良情報を得る一番の手段です。
マイノリティゆき

失敗する理由をまとめると、”情報収集の不十分かつ不動産に対して理解が十分でない”ということですね。勢い任せで買うのではなく、長期間足を運んで候補を選ぶことが大切だとプロが言うので間違いないですね。

何事にも近道はありません。

終わりに

マイノリティゆき

『家を買いたくなったら 令和版』を読んで”家を買う前に知っておくべきこと”と”家を購入するリスクを理解しよう”、”不動産で失敗しない方法”の3点について内容と感想をお話しました。

次回も引き続き、この本の後半を紹介します。

それではまた

アクティブなインドア
マイノリティゆき
日常の悩みや疑問を本から得たマイノリティな知識・情報で解決するブログです!本を月2冊以上読めば、誰もがマイノリティ思考を手に入れることができます。このブログを通じて本を読んでもらえる方が増えることが目標です。
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