恋愛・異性

『進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観』本のまとめ

おすすめの読者
・男ってバカねって思う女性
・女ってわからないと思う男性
・新しい視点で物事を考えたい方

読む前に

著者「アラン・S・ミラー(Alan S. Miller)」とは?

2003年1月、多くの人々に惜しまれつつ、44歳の若さで亡くなるまで、北海道大学大学院文学研究科(行動システム科学講座)の教授を務めた。ワシントン大学社会学部の盟員準教授でもあった。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、ワシントン大学で博士号を取得。ノースカロライナ大学シャーロット校、フロリダ州立大学で教壇に立った。最後の勤務先となった旧帝大系の名門国立大学である北海道大学では、外国人として初めて終身教授の地位を与えられた。北大の行動システム科学講座は、日本の進化心理学研究のメッカに数えられる。犯罪、反社会的行動、宗教、比較文化、社会心理などのテーマで、権威ある学術誌に25を越える論文を発表。カナザワとの共著に、現代日本の社会秩序の特質とその起源を探った著書『Order By Accident: The Origins And Consequences Of Group Conformity In Contemporary Japan』がある。

引用元:Amazonより

進化心理学という学問はあまり馴染みのない学問ではないでしょうか?
進化心理学を一言で解説をすると”人間の本性を考える心理学”です。

本性とは様々な欲求に関係するものでもあり、これはヒトの進化の過程で形成されたものでもあります。

ここでは1万年前のヒトの行動や遺伝子を残すために培われた本能が現代社会を生きる人にどのような影響を与えているかを解説しています。

読み進めると、異性の不可解な行動の意味や人間の本質を理解することができるかもしれません。

異性を見るときに自然と目が行く場所はどこでしょうか?
男性なら異性の体のパーツに目が行く人が多いかもしれません。

その一方で女性は、男性が身につけている腕時計や靴の綺麗さ、クレジットカードの種類など信用度と経済力を見ることが多いのではないでしょうか?

進化心理学では、男と女のなぜを解説することができます。
それでは面白かったところと感想を交えてお話します。

男のなぜ

男はなぜ女性のパーツに目がいくのでしょうか?
その答えはすごく簡単で”若さ”と”生殖能力”を瞬時に見分けることができるからです。

男性が女性の体で目がいくのは以下が多いのではないでしょうか?

  • 大きな胸
  • 長い髪
  • 細いウエスト

この本能の好みですが、それぞれ以下の意味合いを持つと解説されています。

  • 大きな胸:垂れていなければ若い証拠となるため
  • 長い髪:艶がありボサボサでなければ、若いかつ食事状態が良好で3カ月くらいの健康状態がわかる
  • 細いウエスト:子供をさすがっていない

今でこそ年齢は?と聞けば歳がわかりますが、一万年前には見た目以外で歳を把握する方法はありませんでした。

そのため、見た目で若さと生殖能力が瞬時にわかるものを備えている女性に魅力的と感じるようになったと言われています。

また、若さと生殖能力は同じ意味合いを持ち、
若いと母子ともに健康である状態が高いため
生殖能力とその後の生活の判断からも若さが大切となります。

女のなぜ

男は80歳でも子供を作ることができるため男に若さは求めませんが、生きていくに必要のないダイヤモンドやルビーなどの宝石物や金や銀などの装飾品に憧れを持つ方が多いのではないでしょうか?

それは女が男に求めるものは”能力だからです。

時代で求める能力は異なりますが、
一万年前には食べ物を取ってくる力で、
現代においてはお金を稼ぐ力といえると思います。

この能力で生活を送る上で十分なものがあれば宝石や装飾品を手に入れることができます。

つまり、女性が求める宝石や装飾品は
男の能力がどの程度あるのかを見極める指標となります。

求めたものを与えてもらえれば、生活を送る以上の能力があることになり、よりよいものを与えてもらえれば能力がある中でも更に能力があることの証明となります。

ここでなぜ与えられることが大切かというと、
子供ができた女性は一人では何もできなかったためです。

妊娠して子供が自立するまで10年以上かかります。

最初の2〜3年くらいは子供と24時間一緒に過ごすと言っても過言ではないと思います。
その間、子供と自分の食べ物を供給してくれる相手が必要となり、それができる相手が必要だからです。

終わりに

今回紹介した以外にも、一夫多妻は実は男性とって不利で女性にとって良い制度であったり、配偶者選び、結婚、家族、犯罪、社会、宗教と紛争に関しても進化心理学を通した解説がされています。

新しい視点と考え、身近な男と女のなぜを解決してくれる一冊です。

それではまた。

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