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『ビジネスモデル全史』本のまとめ1

『ビジネスモデル全史』本のまとめ1

おすすめの読者
・今のビジネスの成り立ちを知りたい方
・イノベーションの歴史を知りたい方
・ビジネス用語を楽しく勉強したい方

読む前に

著者「三谷宏治(Koji Mitani)」とは?

K.I.T.虎ノ門大学院 MBAプログラム 主任教授。早稲田大学ビジネススクール・グロービス経営大学院 客員教授。1964年大阪生まれ、福井育ち。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD MBA修了。ボストン コンサルティング グループ勤務ののち、アクセンチュア勤務。03~06年にはアクセンチュア 戦略グループの統括を務める。
現在、社会人教育の他、小中高校・大学での子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。放課後NPOアフタースクール・NPO法人3Keys 理事。永平寺ふるさと大使。
『経営戦略全史』(ディスカヴァー)は「ビジネス書大賞2014・大賞」「HBR読者が選ぶベスト経営書2013・第1位」とビジネス書アワード2冠を獲得。続く『ビジネスモデル全史』(同)も「同 2014・第1位」となり、2年連続受賞を達成した。『「ハカる」力』『超図解 全思考法カタログ』(ディスカヴァー)、『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)、『戦略読書』(ダイヤモンド社)など著書多数。
HPはwww.mitani3.com

引用元:Amazon

この一冊では、昔から今現在につながるビジネスモデルの変化の歴史がまとめられています。
「今の当たり前」が実は、すごいイノベーションによって変化したものだったという気づきがあるかもしれません。

タイトルにもあるビジネスモデルですが、著者の三谷さんはビジネスモデルをこのように定義しています

『ビジネスモデルとは、旧来の戦略的フレームワークを拡張するためのコンセプト・セットであり、その目的は多様化・複雑化・ネットワーク化への対応である』

カタカナ多いですよね(笑)
ビジネス書は基本カタカナが多いので読み慣れていないとなかなか読み進められないのが厄介です。

今回は、この定義に関して解説をさせていただきます(私なりの解釈も含まれてます)。

ビジネスの成り立ち

当初は「モノを仕入れる→売る→利益が出る」で商売ができていました。
この一連の流れは誰でも真似できるため、競争が生まれます。

競争では、利益をより伸ばしたほうが拡大できますが、競争が生まれているなかで売値を高くするのは現実的ではありません。そのため、仕入れ値を抑えて利益を出すかが重要になってきます。

仕入れ値を抑えるための方法ですが、以下が考えられます。

  • 物価の安い国や地域から仕入れる
  • 定期的な大量購入を約束し、1つあたりの価格を抑える

この流れで利益を上げて、利益を元に店舗数を拡大させ、仕入れ数を上げ、より仕入れ価格を落とす、更に利益を上がる…という好循環が生まれ商売が成長していきます。

購入する側も「あの店はいつも安くていい商品が売っているね」と思ってもらえれば繰り返し購入してもらうことができ、店の名前が認知され安心感を与えることができます。これがブランドになります。

旧来の戦略的フレームワークとは

『ビジネスモデルとは、旧来の戦略的フレームワークを拡張するためのコンセプト・セットであり、その目的は多様化・複雑化・ネットワーク化への対応である』

ここの「旧来の戦略的フレームワーク」ですが、
上記で説明したような「仕入れ価格の抑え方、購入する人、ブランドイメージ」などを細かく設定をして戦略的にビジネスを作っていく枠組みという理解でよいかと思います。

この枠組に様々種類があり、「ポジショニング派」と「ケイパビリティ派」というものが有名です。

ざっくり説明すると、

ポジショニング派は「競合と差別化されたモノやサービスを作ろう」「誰もやっていない穴を狙おう」、ケイパビリティ派は「自社の強みを押し出していこう」というものです。

ポジショニングの例ですが、
既存している青丸ではなく赤丸を狙っていこうというものです。

ケイパビリティ派の例ですが、Apple製品がわかりやすいと思います。

Androidでは様々なメーカーから多種多様なデザインと価格で出ているのに比べ、AppleのiPhoneは見た目の形や種類は限られています。

そのため、選択肢が多くあるAndroid端末を多くのユーザーが支持するのでは無いかと思えますが、Appleのシェアは(特に日本では)依然と高いものです。

これはAppleが出す洗練されたシンプルなデザインと機能性にファンが多いためで、このデザインや機能性がAppleの強み(ケイパビリティ)になります。

ビジネスモデルとは

『ビジネスモデルとは、旧来の戦略的フレームワークを拡張するためのコンセプト・セットであり、その目的は多様化・複雑化・ネットワーク化への対応である』

前置きが随分長くなりましたが、ビジネスモデルとは上記でお話したような旧来の戦略的フレームワークでビジネスを捉えるのではなく、従来なかったインターネット(SNSやECなど)による影響や、ビジネスの透明性も考えていこうというものです。

ビジネスの透明性ですが、不正な取引や会計をしていないだけではなく、ステークホルダー(従業員、下請け会社、株主など)との関係性やSDGsのような世界に対しての配慮も含まれます。

終わりに

次回はこのお話をもとに、ビジネスモデルで記載されていた面白かった内容をごしょうかいします。

それではまた

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