マイノリティのすすめ

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』本のまとめ2

『2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ』本のまとめ2

この本のおすすめの読者
・最新テクノロジーの動向を知りたい方
・テクノロジーが生み出す未来予測を知りたい方
・IT系にお勤めの方

読む前に

前回は『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の1~4章を読んで面白かった
“エクスポテンシャル・テクノロジー”“新しい7つのビジネスモデル”について紹介と感想をお話しました。

引き続き、紹介と感想をお話していきます。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の目次
第1部 「コンバージェンス(融合)」の破壊力
 第1章 「コンバージェンス」の時代がやってくる
 第2章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 1
 第3章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 2
 第4章 加速が“加速”する

第2部 全てが生まれ変わる
 第5章 買い物の未来
 第6章 広告の未来
 第7章 エンターテインメントの未来
 第8章 教育の未来
 第9章 医療の未来
 第10章 寿命延長の未来
 第11章 保険・金融・不動産の未来
 第12章 食料の未来

第3部 加速する未来
 第13章 脅威と解決策
 第14章 5つの大移動がはじまる

マイノリティゆき

今回は第2部の“買い物~エンターテイメントの未来”の話をご紹介します!

テクノロジーによる新しい未来(前編)

第二部では、買い物や広告といった身近なものから、教育や寿命といったものまでテクノロジーによりどのように変わるのかという予想が章立でされています。各章で印象に残ったものをご紹介していきます。

買い物の未来

AIとロボットにより、私達の買い物体験は大きく変わりつつあります。
Amazonであれば”アレクサ”、Googleの”Google Now”、Appleの”Siri”といったAIが私達の日常の検索傾向や購買履歴から判断をして、おすすめの商品の紹介はすでに機能としてあります。また近いうちに、購入後のカスタマーサービスといった買い物を全て委ねることが近い将来可能となり、AIが従来の「買い物体験」を根底から変えます

そんな中でも”3Dプリンティング”が小売業にもたらす以下の4つの影響は大きなものです。

3Dプリンティングが小売業にもたらす「4つの変化」

  1. サプライチェーンが消える:3Dプリンティングがあれば、小売業は原材料を購入することで自ら製品を印刷して製造することができます。これが実現すれば、卸売業者やメーカー、物量業者が不要となります。
  2. ゴミが消える:消費者の環境意識の高まりにより、小売業者も原材料を抑えようとします。3Dプリンティングは必要な材料を必要なだけ使用することができるため、材料のロスを抑えることができます。
  3. 交換部品が消える:農家にとってトラクターの故障は、メーカーへの機材の配送や交換部品の到着、修理と時間がかかり致命的な問題となります。しかし、3Dプリンティングがあれば自ら部品を製造することができ、付け替えることができます。これはコーヒーメーカーやスケートボードの車輪といった日用品にまで応用できます。
  4. 商品はユーザーがデザインする:3Dプリンティングを使用すれば、在庫の中から製品を選ぶ必要がなくなります。つまり、ファッションから家具にいたるまで、全てオーダーを出し、自分の思い通りのデザインをすることができます。
マイノリティゆき

AIによる買い物体験の変化はもうすでに感じていますよね。Amazonで買い物をしても、”おすすめの商品はこちら!”や”この商品を購入された方はこの商品も見られています”みたいなレコメンドに誘導されてしまってます。

カスタマーサービスに関しても最近はBotでのやりとりが多いので、すでにAIで購入からアフターケアまで人の手を介していない気がしますね。

3Dプリンティングに関しては、少し飛躍しすぎている未来予想図な気はします。交換部品の制作も、大きな3Dプリンターを置くスペースと、トラクターなんかだと耐久性に優れた金属素材を用意して溶かす必要があるので広くて耐熱に優れた場所が必要になりますよね。とはいってもゴミが消える(減る)やユーザーが商品をデザインできる未来はワクワクします。

広告の未来

現在の広告でまず力を入れるのはインターネット広告であり、さらにSNSを活用したものが一般的となっています。そんなSNSマーケティングですが以下の理由から、10~12年で終わりを迎えると述べられています。

SNS広告が終わる理由

  1. 空間的ウェブの登場:ARグラスの着用が当たり前になり、家で過ごしているとき、街やショッピングモールを歩いているだけで様々な商品情報が目の前に飛び込んでくる。
  2. AIによる商品選択:広告で選ぶことから、AIへ相談して最適な製品をおすすめしてもらう時代に変化する。例えば、ARグラスを着用して、今流行りの服が欲しいと相談すると自分が普段ショーウィンドウで見ている時間の長い服の傾向を把握して、自分に似合う今風の服をAIが選ぶ。
マイノリティゆき

ARグラスの普及は確かに広告のあり方を変えそうです。また、買い物の方でもあったようにAIによる”おすすめ機能”の発展により、消費者が選んで買うというよりも、好みを知った上でおすすめされたものを買うという風に変わると広告は不要ですね。

とはいっても、AIに最初のおすすめとして選んでもらうための費用が広告費用の代替えになりそうですね。

エンターテイメントの未来

近年のエンターテイメントの変化は非常に大きなものです。少し前まではTSUTAYAでDVDを借りて家でしか映画が見れなかったのですが、今ではNetflixやHulu、Amazon Primeなどの登場により家の中でクリックひとつで映画をレンタルできます。

そんな変化の中、エンターテイメントは“パッシブメディアからアクティブメディア”へ変化しようとしています。

パッシブメディアとは?
「受動型」メディアのことを指し、情報が一方通行で発信されるメディアのことです。従来型の新聞や雑誌、本、映画、テレビなどが当てはまります。

アクティブメディアとは?
「能動型」メディアのことを指し、パッシブメディアとはことなり情報が双方向から発信することができます。例えば、インスタライブやYoutubeのライブ配信から、コンテンツの感想を言い合うコメント欄のようなものです。

アクティブメディアのコンテンツに必要な要素が以下です。

  • コラボラティブ(協力的)
  • イマーシブ(没入感)
  • パーソナライズ(個別化)

コラボラティブは、モンストやモンハンに代表されるような、仲間や知らない人と同じ目標にオンラインで繋がり達成するものです。イマーシブはVRのような視野大きく独占できるデバイスコンテンツであるため、この2つは想像しやすいかと思います。

パーソナライズでは、人の感情をAIにより検知をすることになります。
これは、人の瞳孔や心拍数、体温などをデバイスで検知をして、AIが心理状況を把握します。
もし、恐怖を感じているのであればさらなる恐怖体験を与えるためのコンテンツを与えたり、怖いのが苦手と事前に設定されていれば恐怖を抑えたコンテンツ提供が可能となります。

マイノリティゆき

エンターテイメントの発展は、AIがメンタリスト的な側面を持つということかと思います。感情をエンタメにして、いつ怒らせて、いつ楽しませて、いつ泣かせるかということを支配することに繋がります。なんか怖いですね…

終わりに

マイノリティゆき

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の第2部の”買い物・広告・エンターテイメントの未来”を読んで面白かった内容の紹介と感想をお話しました。

次回は引き続き第2部の未来について紹介をしていきます!

それではまた

アクティブなインドア
マイノリティゆき
日常の悩みや疑問を本から得たマイノリティな知識・情報で解決するブログです!本を月2冊以上読めば、誰もがマイノリティ思考を手に入れることができます。このブログを通じて本を読んでもらえる方が増えることが目標です。
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