マイノリティのすすめ

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』本のまとめ1

『2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ』本のまとめ1

この本のおすすめの読者
・最新テクノロジーの動向を知りたい方
・テクノロジーが生み出す未来予測を知りたい方
・IT系にお勤めの方

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読む前に

現在の最新テクノロジーと過去のテクノロジーの進歩速度を踏まえた、未来予想をしている一冊です。
ここから先の10年は、原題”The Future is Faster than You Think”というように、想像を超えたスピードで発展していくと述べられています。

この本の目次は以下です。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の目次
第1部 「コンバージェンス(融合)」の破壊力
 第1章 「コンバージェンス」の時代がやってくる
 第2章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 1
 第3章 エクスポネンシャル・テクノロジー Part 2
 第4章 加速が“加速”する

第2部 全てが生まれ変わる
 第5章 買い物の未来
 第6章 広告の未来
 第7章 エンターテインメントの未来
 第8章 教育の未来
 第9章 医療の未来
 第10章 寿命延長の未来
 第11章 保険・金融・不動産の未来
 第12章 食料の未来

第3部 加速する未来
 第13章 脅威と解決策
 第14章 5つの大移動がはじまる

マイノリティゆき

今回は第1部の中の話をご紹介します!

エクスポテンシャル・テクノロジーとは

まずは1~3章でよく使用される“エクスポテンシャル・テクノロジー”の意味を解説します。

エクスポテンシャル(exponential)とは、”指数関数的”という意味です。
エクスポテンシャル・テクノロジーとは直訳すると”指数関数的に発展する技術”を指し、
ムーアの法則に従って加速を増しながら発展するテクノロジーを指します。

例えば、
新しいコンピュータ技術の研究・開発を行うのは従来のパソコンです。この従来のパソコンが時代とともに機能や性能が発達していくことで、新しいパソコンがより高性能かつ革新的な変化を生み出すことは想像つくかと思います。

ムーアの法則とは?
ムーアの法則(Moore’s law)とは、インテル創業者の一人であるゴードン・ムーアが、1965年に自らの論文上で唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という半導体業界の経験則です。

たとえば、面積当たりのトランジスタ数が、下記のように指数関数的に増えていきます。

  1. 当初: 100個
  2. 1.5年後: 200個 2倍
  3. 3年後: 400個 4倍
  4. 4.5年後: 800個 8倍
  5. 6年後: 1,600個 16倍
  6. 7.5年後:3,200個 32倍

マーケティング用語集(株式会社シナプス)より引用

マイノリティゆき

Windows XPで研究開発するよりも、現在のWindows10で研究開発した方が効率いいみたいなものですね。そこにCPUや他の性能も加わるわけですから、過去の1年と今の1年の技術的進歩は桁違いなわけです。

エクスポテンシャル・テクノロジーの六つのステージ

このエクスポテンシャル・テクノロジーの成長サイクルには以下の6つのステージがあります。
全てのステージが、エクスポテンシャル・テクノロジーの発展には重要な段階であり、今後もこの6つのステージを意識することで全てのテクノロジーの進化を理解することができます。

エクスポテンシャル・テクノロジーの六つのステージ

  1. デジタル化:テクノロジーがデジタル化される。紙が電子媒体になるように、1と0のバイナリーコードで転換できるようになるとエクスポテンシャルな加速が始まる。
  2. 潜行:ゆっくりと成長している段階。Bitcoinがまだオタク間でしか知られていなかったときを想像しよう。
  3. 破壊:既存の製品やサービス、市場、産業を壊していく段階。車はシェアする時代に移り、車の購入が見送られ市場が破壊されている。
  4. 非収益化:かつては製品やサービスにかかっていたコストが消えてしまう。携帯電話・スマートフォンの登場により写真はコストがいらずに撮影できる。
  5. 非物質化:製品そのものが消える。Wikipediaの登場により紙の百科事典が不要となり、iTunesの登場によりCDショップが消滅した。
  6. 大衆化:かつてはショルダーバッグほどの大きさがあり高価だった携帯電話が、今ではほとんどの人が手に収まるサイズで所有している。
マイノリティゆき

4~6はなかなか新しい発見でした。スマホはそのどれもが凝縮されていると思うと感慨深いですね。また、エクスポテンシャル・テクノロジーの例として、”ハーバード大のバイオエンジニアが、1グラムのDNAに700テラバイトのデータを保存することに成功”というものには驚きました!

新しい7つのモデル

今後20~30年の産業界で大きく影響を与えそうな7つのモデルを紹介します。
これらは、まったく新しい価値創造の方法であり、加速を推進させます。

新しい価値創造を提供する7つのモデル

  1. クラウドエコノミー:インターネットを介した”繋がり”を活用する仕組み。Airbnbは”世界最大のホテルチェーン”となったが、客室は一つも所有しておらず、借りたい人とかしたい人をインターネットを介して繋げている。
  2. フリー&データエコノミー:優れたサービスを無料で提供し、そこで集めた顧客データを活用して設けを出す仕組み。Facebookはユーザーのつながりを無料で提供する代わりに、個人情報に応じた広告をユーザーに提供する。
  3. スマートネス・エコノミー:電気がAIに代わる。携帯電話はスマートフォンに、ステレオスピーカーはスマートスピーカー、自動車は自動運転車になろうとしている。
  4. 閉(へい)ループ・エコノミー:人間の手で、自然界のムダのない循環型システムを生み出す試み。プラスチックごみを集めて”プラスチック・バンク”に捨てれば、現金やWi-Fiの使用といった報酬が受け取れる。プラスチック・バンクは集めたプラスチックを仕分けて再利用をする。これによりプラスチックのライフサイクルを閉じることができる。
  5. 分散型自律組織:ブロックチェーン技術とAIを活用した新しい会社。例えば、ブロックチェーンによって支えられた自動運転車タクシーの会社なら、年中無休で操業できる。さらに、メンテナンスも人の手を介することなく勝手に修理工場に向かうことができる。
  6. 多重世界モデル:現実世界とオンライン世界にそれぞれ自分が存在する。仕事用のアバター、プライベート用のアバターを使い分け、セカンドライフを満喫できるようになる。
  7. トランスフォーメーション・エコノミー:経験にお金を払う時代から、経験を通じて人生を変えることにお金を払う。その初期がフィットネスで、結果に数ヶ月コミットするだけで、理想の身体を手に入れることができる。
マイノリティゆき

今、話題で流行のビジネスが全て当てはまりますね。

終わりに

マイノリティゆき

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の1部を読んで面白かった”エクスポテンシャル・テクノロジー”と”新しい7つのビジネスモデル”について紹介と感想をお話しました。

次回は引き続き、この本の紹介をしていきます!

それではまた

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